納豆について!前編

今日のお話しは納豆!

話しが長くなるので、前編、後編の2回に分けて投稿させてもらいます。

 

皆さんのお宅では、朝食のお供として納豆が食卓に並ぶ事も多いのではないでしょうか。

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以前は関東の人に比べて関西の人は、関西人だから納豆嫌いだよね?と、言われたことも多々あったようです。

しかし現在では、関東に比べると関西では納豆を食べる量(頻度)は少ないものの、「嫌い」「食べない」という事はなくなったそうです。

 

そんな納豆の起源にはいろいろな話しがあります。

 

最も古い物は弥生時代に遡るそうです。

当時の住居には家の中に炉があり、床には藁が敷かれていました。

炉で豆を煮た時に、床に敷いてある藁にこぼれ落ちた豆が発酵して納豆ができたという話し。

 

聖徳太子が、自身の愛馬にエサとして与えていた煮豆が余ったため、藁に包んで保存しておいたところ、発酵して糸を引いていて、食べてみたら美味しかったのが納豆の始まりという話し。

 

平安時代源義家が東北地方へ遠征した際、兵糧として大豆を煮ていると敵から襲撃を受け、煮た豆を藁に包み馬の鞍に縛り付けて戦いました。

無事に戦いが終わり、藁を開いて見ると豆が糸を引いており、食べてみたところ非常に美味しかったのでこれが納豆の始まりという話し。

 

熊本城を築城した加藤清正公が、朝鮮出兵の時に煮豆を俵に入れておき、しばらく時間がたった時に、いい匂いがしたので開けてみると納豆になっていたという話しなど……。

 

納豆といえば茨城県の水戸が有名です。

この話しは、源義家に関係があるようです。

水戸市にあった長者の屋敷に泊まった時に、納豆ができたことから納豆の発祥の地とされたと言われています。

 

このような話は日本各地にあり、どれが本当なのか確証はありません。

しかし、はるか昔から食べられてきた伝統の発酵食品であることに違いはありませんね。

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自分も10代の頃、茨城県に住んでいた時期があり、新潟への帰省時や横浜の叔母の家に遊びに行く時には、必ずと言っていいほど水戸納豆をお土産にしていました。

 

そんな納豆に関する笑い話をひとつ。

横浜の叔母の所へ遊びに行った時、いつものように水戸納豆をお土産に持って行きました。

翌日の朝食に水戸納豆を食べたのですが、

叔母が納豆を食べながらひとこと。

「さすが、本場の水戸納豆は甘くて美味しい!」

その場にいた従兄弟と自分は‥‥‥?

お菓子の甘納豆では無いので、甘いはずはないのだが?

そしてテーブルの上をよく見ると、醤油ではなく何故かソースの瓶が‥‥‥。

 

恐る恐る叔母に

「おばちゃん! もしかしてこれかけたの?」と聞くと、

叔母は「そうだよ」

これ、ソースなんだけど‥‥。

 

その後、みんなで大爆笑になったのは言うまでもありません。

 

納豆に関しては、以前、自宅で作ったこともありますが、対費用効果を考慮し作るのはやめました。

 

ということで、文字数も1200文字を超えましたので今日はここまで。

この続きは

    納豆について!後編 で。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。