低温調理

久しぶりの低温調理の投稿になります。

さて、今回は安さ定番の鶏ムネ肉と自家製醤油麹を使った煮鶏?(豚肉は煮豚なので)

簡単にいえば鶏チャーシューです。

(今回、初めて醤油麹を使いチャーシューを作るので味が心配です。)

使った材料は、鶏ムネ肉と醤油麹の2つだけ。

 

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ちょっと見にくいですが、ジップロックに鶏ムネ肉と醤油麹を入れ、よく揉んでから、水温57°  設定時間は6時間にして、低温調理作成器(手作り)に投入!

どのような味になるか楽しみです。

 

さて、時間は流星のように過ぎ去り、低温調理の鶏チャーシューは一応完成です。

 

雑菌の繁殖を防ぐため、水の入ったボールに入れ急速に冷やします。

(暑い時は氷と塩を水に入れると、水温を急激に下げる事ができます。)

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粗熱が取れたら、そのまま冷蔵庫に入れて熟成。

 

低温調理ではありませんが、鶏ムネ肉を熟成させている間に、醤油麹の残りを使い、かぼちゃの醤油麹煮を作りました。

かぼちゃは知り合いからの頂き物です。

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そして、先日作った手前味噌の残りの米麹で、醤油麹を作っています。(食品乾燥器使用)

(かぼちゃの煮物で醤油麹が無くなったため。)

今回は麹の香りを残す為に、温度は50°  設定時間を9時間で作ってみました。

 

いつもの食品乾燥機。

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セット完了!

 

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あっという間に完成です。

 

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麹と

 

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醤油に分けます。

間違えないようにシールを貼って冷蔵庫へ。

これで、お正月までの味噌と醤油麹は足りると思いますが、購入した生米麹が400g残っているので、熟成させない白味噌を作る予定です。

 

話しは鶏ムネ肉の調理に戻ります。

冷蔵庫で熟成した鶏ムネ肉を冷蔵庫から取り出し、バーナーで肉の表面を炙り完成です。

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ジップロックから取り出し、金属製のトレーへ。

 

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バーナーで炙って

 

実食!

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家内いわく。

肉が柔らかくて美味しい!

醤油麹 美味しい!

       だそうです。

 

ここで醤油麹に関する蘊蓄を。

身体に優しい栄養、酵素がたっぷり!

醤油にはそもそも、ビタミンや、ミネラルが豊富な調味料ですが、そこにさらに麹を加えて発酵させたのが醤油麹ですから、酵素もたっぷりで、栄養価が非常に高いと言えます。

発酵食品は、他の食品からは得られない効果、効能を持っていますが、これらは酵素の為せる業です。今ほど豊かな食生活ができていなかった昔の日本人にとっては、発酵食品は大事な栄養源の一つだったと言われています。

醤油麹に含まれる酵素ですが、一つだけではありません。

主な酵素として、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、グルコアミラーゼ、ペプチダーゼなどが挙げられます。

酵素にはでんぷんや脂肪を分解する能力があること、食材そのものの旨味を増進させる効果があります。

 

血液サラサラ効果、抗酸化作用、免疫力アップが期待できる

血液をサラサラにする効果があり、高血圧予防につながるようです。

また最近の研究では、発酵食品には老化防止や疲労回復、動脈硬化を防止する効能などがあることもわかってきていますから、コロナ禍における免疫力アップも期待できそうですね。

 

便秘解消効果もあるのでダイエットの味方

醤油麹には腸内環境を整える効能があり、また吸収も良くしてくれる働きもあるため、便秘解消効果が期待できます。

便秘が解消されるということは、ダイエットの強い味方とも言えるのではないでしょうか。

 

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。