この前、新しい年を迎えたと思ったら、もう一月の下旬です。
もうすぐ2月!
節分の時期が近づいてきました。
節分といえば、一般的に豆まきを連想されると思います。
しかし地域によっては、恵方巻や節分イワシなんていうものを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
最近では恵方巻がコンビニやスーパー等で販売されるようになり、認知度も全国に知れ渡りました。
そこで今回は、普段馴染みの少ない「節分イワシ」についてのうんちくを。
節分いわしの由来や食べる理由や意味について。
まず始めに、節分イワシとは何かということからです。
節分イワシの由来は、邪気を払うためにイワシの頭を門口にさし、主に西日本でイワシを食べる習慣であるということです。
イワシを食べる理由は、ざっくり言えば、邪気を追い払うということです。
また、イワシの食べ方も多種多様ですし、タウリンやDHA、カルシウムなどの栄養を豊富に含んでいるため、様々な病気予防に効果的です。
認知症を防ぐ効果もあると言われています。
イワシ・サンマ・サバ等の青魚には、先程言ったDHAやEPAと呼ばれる「不飽和脂肪酸」が豊富に含まれており、悪玉コレステロールを減らす働きが期待できる食材です。
しかし、イワシ・サンマ・サバ等の青魚を毎日食べることは、なかなか難しいですよね?
そのような場合におすすめの食材が、しらす(ちりめんじゃこ)です。
しらすはイワシの稚魚なので、DHA・EPAが豊富に含まれています。そのうえ、焼き魚・煮魚にするといった調理も必要ありません。
話しが大きく逸れてしまいました。
みなさんもイワシを食べて邪気を払いましょう。
ちなみに、イワシのこんな諺(ことわざ)があります。
鰯の頭も信心から
という諺です。
意味は、「イワシの頭のようなつまらないものでも信心する人には尊く思われる。
また、物事をかたくなに信じる人を揶揄するときなどにもいう。
(大辞泉より)
それではいわしのまるごと甘煮の作り方です。
材料
いわし 7尾
水 400cc
砂糖 200g
醤油 200cc
味醂 200cc
酒 大2
酢 大2
生姜(チューブ) 5cm
昆布 3cm×3cm 1枚
今回のいわしは昨年の暮れに購入し、冷凍保存しておいた物です。
7尾あります。
いわしの頭を落とし、内臓を取り出します。
下処理の終えたいわしを冷水で綺麗に洗います。
圧力鍋に全ての材料を入れます。
煮崩れを防ぐため梅干しを入れました。
(今回は醤油に漬け込んだ醤油梅)
骨までまるごと食べれるように、調理時間は30分に設定しました。
圧が下がってピンが下がったら蓋を外し、10分位煮込みます。
煮込みが終わりました。
タッパに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存します。
量が多い時は、少量の煮汁と一緒にジップロックに入れ、空気を抜いて冷凍保存して下さい。
冷蔵庫での自然解凍で、いつでも食べることができます。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。