干し芋

いつもの従兄弟から、さつまいもを頂きました。

そこで、従兄弟の大好きな干し芋を作ることにしました。

本当なら、さつまいもを蒸したあと、天日で干すのが1番なのですが、新潟県はズーッと雨。

お天道様が顔を見せてくれません。

我が家なりの干し芋を作りました。

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茨城県産の紅あずまです。

 

材料

中サイズのさつまいも(約300g)※
ペーパータオル
竹串
ラップ
※大きいものは300gくらいになるように切る。小さいものは加熱時間を短くする

 

先ずはさつまいもを、電子レンジで蒸します。

作り方
1 さつまいもを水洗いし、濡れたままペーパータオルでくるむ

適度な水分が必要なので、全体をしっとり濡らすのがポイント。

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2 1の上からラップでくるむ

ラップが蒸気を閉じ込めて温度を保つので、隙間ができないようにくるむ。

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3 600Wの電子レンジで1分30秒加熱する
一気に70℃まで加熱する。200g程度の小さめのさつまいもなら1分でOK。

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4 200Wの電子レンジで8〜10分加熱する
小さいW数で70℃を保って甘みを引き出す。小さめのさつまいもなら8分程度、200Wがなければ解凍モードでもOK。

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5 竹串でやわらかさを確認

ラップとペーパータオルをめくり、太い部分に竹串を刺してスッと通れば完成(さつまいもが熱くなっているのでやけどに注意)。

かたさが残っていればペーパータオルとラップを元に戻し、竹串が通るまで200Wの電子レンジで30秒ずつ、追加で加熱する。

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6    熱いうちに皮をむき、冷めたら縦に7〜8mm幅の薄切りします。

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あまり大きくない芋だったので、バナナみたいです。


7    天板にクッキングシートを敷いて、芋を重ならないように並べます。

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8    35℃の食品乾燥機で62時間加熱します。

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9    たまに裏返して乾燥を続けます。

安納芋がひと回り小さくなったら完成です。

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【さつまいもの冷凍】加熱後に冷凍が美味

作った焼きいもが食べきれない場合は冷凍保存を。解凍後に食べやすいのは、マッシュか角切りです。やわらかくて包丁で切りにくければマッシュがおすすめ。

マッシュの場合、300gなら冷凍用保存袋Sサイズ2枚がぴったりです。

 

【冷凍方法】
加熱後、粗熱が取れたら、皮をむいてマッシュか、皮つきのまま角切りにする。
冷めたらマッシュはそのまま冷凍用保存袋に入れて平たくし、空気を抜くように袋の口を閉じて、一食分ずつ菜箸などで線をつけてから冷凍する。

角切りの場合は、1食分ずつラップに包んでから冷凍用保存袋に入れ、口を閉じて冷凍する。

どちらも冷凍庫で2週間程度保存可能。
【解凍方法&食べ方】
冷蔵庫で自然解凍か、電子レンジの解凍モードで解凍する。

マッシュはポタージュやスイートポテトに。リンゴやレーズンと一緒にマヨネーズであえてサラダにも。角切りはそのままおやつとして食べたり、野菜サラダのトッピングに。

 

<豆知識>さつまいもは寝かせると、さらに甘みがアップ!
さつまいもは掘ってすぐではなく、2〜3カ月寝かせてから調理すると、さらに甘くなります。

冬以降に売られているのは寝かせたものですが、旬の秋は掘ってすぐ出荷されることも。

すぐに食べない場合は常温(13〜16℃)でダンボール箱に入れて保存を。ダンボールが寒さから守ってくれます。

18℃以上の環境では芽が生え、栄養が減ってしまうので気をつけて。

また、冷蔵庫で保存すると低温障害を起こして腐ってしまうので、常温保存できないときは上記のレシピで加熱してから冷凍しましょう。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。