今日は春に収穫される新じゃがについてのお話です。
じゃがいもは一般的には皮を剥いて調理されることが多いのは、賢い皆さんならご承知のこと。
では、新じゃがはどうでしょうか?
答えは……
新じゃがの皮は食べられます。
新じゃがは春先に出回る収穫したてのじゃがいもで、一年を通して出回っているじゃがいもと比べると、水気が多くフレッシュなじゃがいもになります。
新じゃがと普通のじゃがいも
また、皮が非常に薄いので、皮ごと食べることができます。
年中出回っているじゃがいもは、収穫してから乾燥、貯蔵して出荷するので、水分が程よく切れてでんぷん質が蓄えられホクッとした食感になります。
新じゃがを調理するときの注意点としては、普通のじゃがいもと同じように調理すると、水っぽく仕上がってしまうこともあるので注意してください。
新じゃがが水っぽくならないよう皮ごと調理をするのがおすすめです。
また、普通のじゃがいもと比較すると、皮は非常に薄いので食べやすく、また風味も良いので美味しく食べられます。
そのかわり皮ごと食べる時には、じゃがいもの皮についている汚れを落としてから調理してください。
新じゃがは味が染みにくいという点もあるので、肉じゃが、カレーなど煮込み料理には向いていません。
また、水分が多いのでポテトサラダを作ってしまうとべちゃっとして美味しくありません。
コロッケはほくっとした仕上がりにはなりませんが、クリーミーなコロッケになります。
もしもカレーに使いたい場合は、素揚げしてトッピングしても良いと思います。
新じゃがは大きめのものもありますが、小粒なものも多いので、皮付きの丸ごと素揚げして煮物、煮っころがしにすると美味しいです。
今日は新じゃがについてのお話でした。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。