肉じゃがやカレーなど、じゃがいもを煮込んだ料理はそれなりに美味しいのですが、長時間煮込むとじゃがいもが煮崩れてしまい、煮汁がドロドロになってしまいます。
今日は、ひと手間かけてじゃがいもが煮崩れないようにする方法です。
作り方
1.作る料理に応じてじゃがいもをカットします。
今回は肉じゃがです。
2.鍋にお湯を(少な過ぎない量)沸かし、沸騰したら「火を止めて直ぐ」じゃがいもを入れます。
3.じゃがいもを入れたら20分以上放置します。
たったこれだけ!
出来上がったじゃがいもは料理に使って下さい。
※じゃがいもの表面のペクチンが結合するため、煮崩れないんだそうです。
今回は肉じゃがを作りました。
写真に写っているじゃがいもが、ほとんど煮崩れしていないのがわかると思います。
皆さん、それぞれ忙しいとは思いますが、ひと手間かける事で、なお一層料理が美味しくなります。
じゃがいもの基本の保存方法
●常温(保存の目安:約4カ月)
段ボール箱に新聞紙を敷いてじゃがいもを入れ、冷暗所に置いておきましよう。
このとき、リンゴがある場合は一緒に入れておくと、エチレンガスの働きによって発芽しにくくなります。
上に新聞紙をかけて、風通しをよくしておくと長持ちします。
●冷蔵(保存の目安:約3カ月)
気温の上がる夏場は芽が出やすいので、冷蔵庫で保存をしましょう!
ただし、温度が低くなりすぎるとでんぷん質が低温障害を起こし、早く傷んでしまうので、冷蔵室ではなく必ず野菜室に入れて下さい。
使いやすい数を小分けしてキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて保存します。
●冷凍(保存の目安:約1カ月)
皮をむいて、棒状やくし形など、小さく使いやすい形に切ります。
水にさらし、水気をしっかり拭き取って冷凍用保存袋に入れ、生のまま冷凍庫で保存。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。