神棚(お札)

11月も下旬に入りまもなく師走、12月がやってきます。

今日は神棚についてのお話し。

皆さんのご家庭には神棚はありますか?

若い人達のアパート等では、無いのが普通?

我が家には神棚は一応あります。

では、神棚のお札の交換時期について、お分かりですか?

 

お札を交換する時期は12月13日~12月28日の間にするのが良いそうです。
12月13日は「すす払い」の日。

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「すす払い」とは大掃除のイメージしますが、実は神殿や神棚をお掃除することの意味から来ています。

このすす払いを終えたのちにお札を交換をします。


各家庭で13日に神棚をお掃除することはなかなか難しいと思いますので、期間内に神棚をお掃除して、そこでお札を交換するタイミングにしてみてはいかがでしょうか。

もちろん、13日に神棚掃除ができればベストですが……
28日にまでに終わらせるというのは29日に準備をすることは「二重苦(29)」。

また、30日や31日に準備をすると「一夜飾り」や「慌ただしい準備」と言われたりして縁起が良くないとされているためです。

 

次に神棚をお祀りする場所です。

お神札をおまつりする場所は、家の内でも家族が集まる清浄なところを選ぶようにしましょう。

一般的には、清らかで明るく、静かで高いところに、南向き、あるいは東向きにおまつりするのがよいと言われ、座敷におまつりすることも多いようです。

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しかし、今日の住宅事情では、このような場所が見当たらないことも多いと思います。

こうした場合は、家族が親しみを込めて、毎日お参りのできる場所を第一に考えるとよいでしょう。

何よりも、尊ぶ心を持って、日々丁重におまつりすることが大切ですから。

 

家庭のまつりを行う場所が決まりましたら、より丁重におまつりするために神棚や宮形を用意です。

宮形は、一般的に「神棚」とも呼ばれますが、厳密にはお神札をおまつりする棚を神棚といい、お神札を納めるお宮を模した入れ物を「宮形」といいます。

宮形の形や大きさは様々ですが、おまつりする場所(神棚の幅、高さ、奥行き)を考えて選びます。

 

お神札をまつる御神座の順位は、中央を最上位とし、次が向かって右、その次が向かって左になります。

三社造りの宮形では、中央に日本人の総氏神さまである伊勢の神宮のお神札(神宮大麻)を、向かって右に地元の氏神さまのお神札を、向かって左に崇敬している神社のお神札をお納めします。

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その他に、神社にお参りをされた際に受けたお神札は、向かって左におまつりした崇敬神社のお神札の後ろに重ねてお納めするとよいでしょう。

一社造りの宮形の場合は、神宮大麻を一番手前に、その後ろに氏神さま、その後ろに崇敬する神社のお神札を重ねてお納めします。

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古いお神札は、一年間お守りいただいたことに感謝申し上げてから、お神札を受けた神社の古神札納所等へ納めてお焚き上げをしてもらってください。

 

今日の星座!

  「ろくぶんぎ座」

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春の星座で略符はSex。

天体観測や、星の位置を調べるための道具として航海に使用されていた「六分儀」の形を表した星座です。

しし座とうみへび座の間に位置していますが、暗い星ばかりなので見つけにくい星座です。

 

※今日11月23日は、

      「勤労感謝の日

               です。

勤労感謝の日」は、昭和23年に制定された国民の祝日です。

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勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝し合う日とされています。
つまり、勤労のおかげで農作物や、いろいろな生産物に恵まれ、
命の糧を得られることに感謝し、お祝いをする日です。

 

もともと11月23日は“新嘗祭(にいなめさい)”でした。
新嘗祭とは、“新”は新しい穀物、“嘗”はごちそうを表しており、天皇がその年の新穀を宮中で神殿に供え、感謝するとともに、自らも食するという儀式で、古くから現在も続けられています。

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この儀式で使われている“箸(はし)”は、現在私たちが日常使っている箸の形とは異なり、古代に使われていた“折り箸”です。

これは、細く削った竹を折り曲げ、麻や木綿で結んで作られます。

ピンセット状の形で、これが日本の箸の原型ともいわれて
います。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように