自転車ヘルメット義務化について

令和5年の3月も今日でおしまいです。

明日からは新年度が始まります。

 

今日は以前にも投稿した事のある、自転車のヘルメットの義務化についてです。

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明日の4月1日から自転車に乗る時のヘルメットの着用が、すべての人を対象に努力義務化されます。

自分も自動車を運転して道路を走っていますが、まだヘルメットをかぶって自転車に乗っている人は少ないように感じます。

 

自転車が関係する重大事故は全国各地で相次いでおり、警察庁の発表では、おととし1年間に自転車が関係する事故は全国で6万9694件、交通事故全体に占める割合は年々、増加傾向にあるそうです。

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そして、亡くなった人は、おととしまでの5年間に2145人で、このうち6割が頭部の致命傷が原因だったということです。

 

自転車に乗る際のヘルメットの着用について、これまでは法律では13歳未満の子どもを対象に、保護者が着用させるよう努めなければならないとされていましたが、この度の改正で、大人を含めた全ての人に着用を習慣づけてもらうことで、事故による被害を最小限に抑えようと、法律が改正され、4月1日からすべての人に着用が努力義務化されることになったわけです。

 

警察庁の発表では、おととしまでの5年間の自転車事故で、ヘルメットを着用していなかったケースの致死率は、着用していたケースの2.2倍以上だったということです。

着用していないと頭蓋骨を折るなどの大けがにつながり、死亡のリスクが大幅に高まります。

 

女子高生等は髪型が乱れるなどの理由で、ヘルメットの着用を嫌がる人も多いかもしれませんね。

 

しかし、一つしかない大事な命を守る為にも、ヘルメットをかぶって自転車の運転をしてください。

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ちなみに新潟県での自転車のヘルメット装着率は、22年度では6.3%でした。

 

※自転車用ヘルメットの購入費に対して、補助金を出している自治体があるそうです。

自治体ごとに金額や条件は異なっているようなので、住んでいる地域の自治体ホームページなどをチェックしてみてください。

 

 

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。