最近の東京株式市場での日経平均株価は値上がりが続き、4万1000円台を超えることもあります。
1ドル=151円台半ばまで進んでいる円安が輸出関連銘柄の押し上げ要因となっているほか、前日のニューヨーク市場でダウ平均株価などの主要な株式指数がそろって最高値をつけたことも追い風となっています。
日本国内での株や投信に投資している人は、10%強と言われています。
株価上昇の恩恵を受ける人は限られます。
これからは日本は超低金利で、インフレに負け減少する預金だけでなく、株を良く勉強し投資することを選択肢の一つとして考えることが必要だと思う
但し、今は株価は上がり過ぎているので、ここで一気に株式投資に参入するのはリスクが大きいです。
勉強し実践しながら少しづつ株を購入し本格的参入は中長期で考えた方が良いのでは?
また、日銀が17年ぶりに利上げをしました。
アベノミクスに伴って採用した非伝統的な金融政策を一掃した点では、植田和男総裁率いる執行部は大胆だと言われていますが、拍手喝さいとばかりは言えないようです。
安倍政権下で3度の法人税減税をはじめとした、大企業優遇政策が強力に推し進められた結果、企業は貯金とも言える内部留保を大きく増やし、銀行の資金を必要としなくなってしまいました。
実際に、「アベノミクス」で企業は約200兆円も内部留保を手に入れていると言われています。
大手企業は「アベノミクス」で潤ったが、中小零細企業の中には、資金を借りなくてはならないところもあり、こうしたところへの貸し出しにはリスクがあるため、銀行は慎重でした。
デフレが進む中で、貸し倒れを恐れたわけです。
この結果、日銀からの大量の資金は、そのままリスクなく0・1%の金利がつく日銀の当座預金に預けられ、当座預金の利率は0・1%でしたが、それでも1兆円預ければノーリスクで10億円の利息を稼げるわけです。
そのせいで、日銀の当座預金残高は、4年で350兆円(累積510兆円)も増えています。
日銀は大量の国債買いで「ゼロ金利」をつくり出すことには成功しました。
しかし、流した資金が日銀の当座預金に積んでしまったことで、景気刺激をすることには失敗しました。
そこで導入されたのが、「マイナス金利政策」でした。
「マイナス金利政策」とは、これ以上、当座預金口座に預金したら、金利をマイナスにするというもので、つまり、貸し出しをせずに預金を増やしたら、利息をつけるのではなく逆にそのぶん、金を取りますよという政策です。
日銀は、これによって当座預金に積まれた資金が、世の中に金が回っていく仕組みをつくることにしました。
ただ面倒なのは、企業にお金を貸し出すと、貸し出し出したお金がすぐには使われずに、企業が銀行に持つ預金口座にいったん入金されるため、銀行の預金が増加します。
これがマイナス金利の対象になってしまうこともあるなど不都合なこともいろいろとでてくるので、様々なルールを設け、実際のマイナス金利の預金はそれほど多くはないそうです。
少し難しい話しでしたが、現在の株価にしても、上がり続けるということは絶対にありません。
いつかは下がる時が来るわけですが、せめて大暴落の無い事を願うのみです。
今日の星座!
「けんびきょう座」
秋の星座で略符はMic。
科学実験などに使われる顕微鏡の形を表した星座です。
やぎ座の南に位置していますが、暗い星が多く見つけるのが難しい星座です。
フランスの天文学者ラカイユにより、18世紀に設定されました。
※今日3月27日は、
「さくらの日」
です。
1992年(平成4年)に公益財団法人・日本さくらの会によって制定されました。
日本の代表的な花である桜への関心を高めることと、花と緑の豊かな国土を作ろうというのが目的です。
日付は、「3×9(咲く)=27」の語呂合わせと七十二候の中の「桜始開」の時期であることから決定しました。
日本全国で桜が咲くこの記念日周辺には、全国各地で桜まつりなどのイベントが開催されています。
今日の1日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように