霜柱と凍み渡り

皆さんは、霜柱と凍み渡りのことはおわかりですか?

霜柱(しもばしら)とは、冬季などで気温が氷点下になる時に、地中の水分が毛細管現象(毛管現象)によって地表にしみ出して柱状に凍結したものです。

霜柱は地中にある液体の水が凍ってできたものであり、空気中の水蒸気が昇華して凍った霜(しも)とは別の現象になります。

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雪の積もる新潟県内では、ほとんど見ることが無い自然現象です。

自分が初めて霜柱を見たのは、今から50年以上前のこと。

場所は群馬県

父親の実家へ正月に行った時に見ました。

群馬県赤城村、雪の降ることもありますが、それよりも天気の良い早朝には、放射冷却により気温が下がり霜柱ができます。

5センチくらいの大きさの霜柱ができたことがありました。

 

新潟県では霜柱を見ることはほとんどありませんが、その代わりに凍み渡りの体験は数多くあります。

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厳冬期に田畑に積もった雪の上を歩くことを凍み渡り(しみわたり)と言います。
新潟県では、2月中旬から3月にかけて、降雪量が減り時々移動性高気圧による晴天が広がることがあります。

このような時には、気温も上昇することから雪が溶けてザラメ状になり、晴天が翌日まで続く場合は、放射冷却現象により気温が氷点下5度を下回ることもあります。

このような時に雪の表面が固く凍りついて、凍み渡りができるわけです。

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最近では凍み渡りが出来るほどの雪が降らないので、今の子供達はわからないかもしれませんね。

 

今日の星座!

  「じょうぎ座」

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南の方角の星座で略符はNor。

文房具の定規(ものさし)の形を表した星座です。

おおかみ座とさいだん座の間に位置していますが、4等星や5等星などの暗い星が多いので見つけにくく、日本ではほとんど確認することができません。

 

※今日1月20日は、

     「玉の輿の日」

              です。

今日は「玉の輿の日」です。

1905年のこの日、京都・祇園の芸妓のお雪がアメリカの大富豪、モルガン財閥の創始者の甥ジョージ・モルガンと結婚したことから「玉の輿の日」になったといわれています。

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当時お雪には恋人がいたこと、前例のない外国人からの身請け話であることなどの難題があり、お雪はあえて「4万円の身請け(現在の貨幣価値では大金)」という非常に厳しい条件を課しました。

しかし、なんとモルガンはこの提案を受け入れたうえ、お雪を妾ではなく本妻として丁寧に迎えました。
女性が男性と結婚して、裕福になることを「玉の輿」といいます。

大富豪に見初められ、芸妓から財閥の妻となったお雪は、玉の輿に乗ったといえます。

そんなお雪は、日本のシンデレラとも呼ばれています。

 

今年一年が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように