今日、6月16日は今から59年前に新潟地震が起きた日になります。
1964年(昭和39年)6月16日13時01分40.7秒、震央:38゜22.2'N、139゜12.7'E(新潟県下越沖)、震源の深さ:34km、地震の規模(M):7.5
被害:死者26、住家全壊1,960、半壊6,640、浸水15,297 最大震度:5
被害状況
被害は新潟・山形県を中心として9県に及びました。特に住家全壊は新潟市、村上市、山形県の酒田市、鶴岡市等で多数ありました。
地震の約15分後位から津波が日本海沿岸各地を襲い、新潟市でも信濃川沿いなどの低地帯で浸水したほか、島根県隠岐島でも水田が冠水しました。震源に近い粟島は約1m隆起しました。
新潟市では火災により昭和石油の石油タンクに引火し、約2週間後に鎮火。
この地震の特徴として、新潟市や酒田市等の低湿地帯から砂と水を噴き出す「液状化現象」があり、新潟市川岸町の鉄筋コンクリート4階建のアパートがそのまま傾いて倒れました。
また、新潟市内では鉄筋コンクリートの建物の多くが傾いたり沈んだりし、さらに、竣工間もない昭和大橋の橋桁が落ちた他、道路の沈下や亀裂等の破損が多数ありました。
その他港や飛行場、河川の堤防等も被害がありました。
その頃の自分はというと……
まもなく2歳を迎える時でした。
昔は電休日というものがあり、電気がお休みの日だったそうです。
ちょうどお昼ご飯も終わった時で、自分は父親の膝に座っていたという事です。
そして突然の揺れ……
すぐに父親は外に出た時に、家の近くにある用水路の水が大きく波打っていたという事です。
幸いにも大きな被害はありませんでした。
地震・雷・火事・親父 という言葉があります。
世の中の恐ろしいもの、敵わないものを順に並べた表現だと言われ、ある1種の比喩表現だと捉えておいて下さい。
災害は忘れた頃にやってくる!
今一度、防災意識を確認しましょう!
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。