ゆで卵の殻の剥き方の考察について

今日はゆで卵のお話しです。

先日、ちょっと気になる話しがあったので、紹介させていただきます。

 

そのまま塩をつけて食べたり、マカロニサラダに入れたりと様々な使い道のあるゆで卵。

そんなゆで卵の上手なむき方を調べていると、たくさんの方法が紹介されていて、どれがいちばんいいのか悩んだ経験はありませんか?

そこで「きれいにむける!」と評判の5つのやり方のベストの方法を検証になります。

 

ただし、このゆで卵を使った殻の剥き方については、人それぞれに自分の思い入れがあると思いますので、参考にして自分のベストを見つけてください。

 

卵をゆでる前にひと工夫するやり方2つと、卵をゆでた後に殻をむきやすくする方法3つの、計5つのゆで卵の殻剥きです。


①小さい穴をあけて卵をゆでる
②ヒビを入れてから卵をゆでる
③卵をゆでた直後にヒビを入れて水に浸ける
④ゆで卵を転がしてヒビを入れる
⑤タッパーにゆで卵と水を入れて振る


条件としては、

賞味期限まで1週間以上ある新しい卵を使用する

冷蔵庫から出したばかりの卵を沸騰したお湯に入れ12分ゆで、ゆであがったら冷水に入れて急速に冷やす


※冷蔵庫から出したばかりの卵を沸騰したお湯に入れると、殻が割れる場合があるので、火力は湯がボコボコ沸騰しない程度を保っていただくことをおすすめします。


それでは上から順に、ひとつずつの検証結果です。

 

①小さい穴をあけて卵をゆでる

卵の殻のとがっていない方に画鋲を刺して、小さい穴を開ける。

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むくのにかかった時間:30秒
むきやすさ:★★★☆☆
仕上がり :★★★★★

 

②ヒビを入れてから卵をゆでる
卵の殻のとがっていない方にスプーンを当てて、ヒビを入れる。

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むくのにかかった時間:27秒
むきやすさ:★★★☆☆
仕上がり :★★☆☆☆

 

③卵をゆでた直後にヒビを入れて水に浸ける
次は、ゆでた後に裏技を施す方法です。卵をゆでた直後に、とがっていない方にスプーンを当ててヒビを入れる。

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むくのにかかった時間:36秒
むきやすさ:★★★☆☆
仕上がり :★★★★★

 

④ゆで卵を転がしてヒビを入れる
ゆで卵をまな板の上に置き、手のひらでぐっと押して卵にヒビを入れる。

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むくのにかかった時間:15秒
むきやすさ:★★★★★
仕上がり :★★★★★

 

⑤タッパーにゆで卵と水を入れて振る
 こちらはタッパーを使った方法です。

タッパーに高さ1cm程度の水とゆで卵を入れ、蓋をして10秒間振る。

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むくのにかかった時間:17秒
むきやすさ:★★★★★
仕上がり :★★★★★

 

いかがでしょうか?

5つの中でもっとも早く簡単にむけたのは、④ゆで卵を転がしてヒビを入れる方法です。

この方法は、道具いらずでササッと試すことができます。

⑤のタッパーに入れて振る方法も、同じくらいむきやすくコツいらずでできましたが、洗い物が少し増えてしまいますが、タッパーが家にある方にはこちらも良いと思います。


ただし、この④と⑤の方法は半熟卵には向かないので、半熟卵の殻をむくときには、③卵をゆでた直後にヒビを入れて水に浸ける方法がおすすめです。

この方法なら半熟卵でも潰れることなく、きれいに殻をむくことができるので、卵のゆで具合によってうまく裏技を使い分けてみてください。


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※なお、ゆで卵の賞味期限は「固茹で卵、ヒビのない殻付き3〜4日、殻を剥いた場合はその日のうち」になります。

生卵の方がゆで卵より賞味期限は長くなります。

 

半熟のゆで卵を作り、麺つゆ等に漬け込んで置けば、自宅で温泉卵を食べることができますよ!

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。