今まで何度かUPしている我が家の桜。
やっと見頃の八分咲きを迎えたので、自分達の部屋で花見を行いました。
自宅には自分の両親が居るので花見に出かける事は出来ませんが、家の中で花見をすることができました。
ここ2、3日、風が強かったので、花が落ちてしまわないか心配していましたが、無事に持ちこたえてくれました。
昔から、桜切るバカ、梅切らぬバカと言う言葉があります。
花の形は違いこそすれ、両方とも木に咲く花ではありますが、桜と梅では花の付き方が異なっています。
桜の花は、枝が細かく分かれた更にその先に咲き、主に枝の先端に花芽が多く付きやすいため、一度剪定して新たに伸びた枝の途中には花が咲きません。
一方、梅は伸びた枝全体に枝から直接花が咲くため、小枝を刈り込んで新しい枝を伸ばした方がそこにも多くの花が咲いてくれます。
上記の理由から、桜は古い枝を大切にしていないと全く花が咲かず、すなわち「桜切る馬鹿」。
梅は古い枝はすぐに枯れてしまうので、積極的に剪定し新しい枝を伸ばした方が良いので「梅切らぬ馬鹿」というわけですね。
また、桜の枝は切り口から腐りやすいため剪定してはならず、梅は剪定しないと樹形が崩れてしまうということが、このことわざの由来でもあるようです。
上の写真は家の中で一晩置いた桜です。
前の日の蕾が花が開いてくれました。
やはり家の中は暖かいんですね。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。