今年は非常に早かった桜の開花。
ところで、皆さんは桜の種類はどれくらいあると思いますか?
一般的に日本では桜の種類には、自然に生え育った原種といわれる物が10種類ほどあります。
ヤエザクラ(八重桜)
シダレザクラ(枝垂れ桜)
エドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)
オオシマザクラ(大島桜)
カンヒザクラ(寒緋桜)
セイヨウミザクラ(西洋実桜)
ヨウコウザクラ(陽光桜)
シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)
そこから自然交配して生まれた変種は100種類以上あり、さらに現在では原種を交配して作り出された改良品種も数多く、その数は600種類を超えると言われています。
そんな桜の花ですが、種類、品種ごとに開花時期が少しずつ異っています。
まだ寒さが残る2月頃からカワヅザクラが咲き始め、その後を追うように3月中旬頃からソメイヨシノやシダレザクラなど多くの品種が開花し、遅咲きのヤエザクラは5月頃までその美しさを楽しむことができます。
品種ごとに名前が違い、その花びらの色や大きさ、開花時期などそれぞれ異なる特徴を持っている桜。
可憐に咲き誇る桜の花をじっくり見てみると、いつものお花見とはまた違った楽しみ方で、今年の春は桜の種類に注目してあちこち散策してみるのも良いかもしれませんね。
※桜は他の花と比べるとあまり香りは強くありませんが、塩漬けにすることで香りと甘さが引き立ちます。
そんな桜の香りには、リラックス効果・喘息症状の緩和・二日酔い防止・抗菌作用など様々な効果が期待できるということです。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。