初春

日によっては、まだまだ寒い冬もありますが、もう少し、あとちょっと辛抱すればようやく暖かい春がやってきます。

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皆さんは春といえば、何を想像しますか?
春は、入学式、卒業式、入社式、引越し、お花見等々、まさに出会いの春と別れの春です。

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そんな春という季節ですが、春という言葉そのものにも春先、初春、早春、立春など様々な呼び方があります。

それぞれの春の言葉の意味や、実際にはいつ頃のことを言うのでしょうか?

 

春先という言葉は冬の終わりを感じ始めた時に使われることが多いようです。
早春の類義語として使用され、時期としては2月〜3月頃となります。

 

初春という言葉は早春よりも早い時期をあらわす言葉になります。
時期としては、1月下旬から3月上旬。

(あまりに幅が広いですね)

そういえば、年賀状に書く挨拶文の中にも、初春を迎え〰️などの言葉を使います。
節分から立春にかけての時期です。

 

次は早春です。

意味としては、春の初め頃という意味になり、立春の時期から早春(そうしゅん)という言葉を使います。
2月4日からが立春となるので、この日から早春ということになります。
2月4日からもう春ってなると、まさに早いので早春という言葉がピッタリです。

 

この時期に降る雪を春雪(しゅんせつ)といいます。
なんか普通の雪ではなくて、春雪となると普通の雪よりもおしゃれで品を感じさせてくれます。

(確か、日本酒の銘柄にもあったような気が……)

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そして、早春を過ぎてもまだまだ寒い日はたくさんあります。
あの2011年3月11日に起きた東日本大震災の時も、まだ厳しい寒さが続いていた記憶があります。
この春に入ってから戻ってくる寒さを、春寒(しゅんかん)といいます。

 

我が家の前にある中学校のグランド。

雪もすっかり無くなり、ここ数日の天気でグランドの土も乾いて来たようです。

先日にはテニス部の子供達がボールを追いかけていました。

 

寒い、寒いと思っていた冬も、まもなく終わりです。

新型コロナも現在は、なりを潜めているようですが、完全に終息したわけではありません。

各自が自己の責任において行動し、楽しい春にしたいものですね。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。