今は2月です。
普通、食中毒と言えば梅雨時期や夏場と思いますよね。
そんな中、富山県で起きた真冬の食中毒のお話しです。
真冬の民宿でのカレーの集団食中毒発生!。
富山・射水市の民宿でカレーを食べた宿泊客12人が食中毒になりました。
原因となった「ウエルシュ菌」は、様々な特徴を持っている菌です。
ウエルシュ菌
専門家によると「熱を加えても死なない菌なんです。熱すればいいんだと考えていると、そこが盲点かもしれません。火を通せば大丈夫だというところがこの菌には通用しないところがあります」
ウエルシュ菌は100度に熱しても死滅しない性質があり、カレーなど、加熱した料理で食中毒が起きるといわれています。
「人の体の中とか環境下にもいる菌で料理の途中に入ってしまう。少量だったら全然問題ないわけですが、室温において10度以上になると菌が増えやすい状況になります。そのあとに熱を加えたとしても、菌の持つ毒素が増えているので食中毒が起きてしまいます」
調理の後、室温に2時間以上放置されると増殖しやすくなると言われています。
対応策としては、すぐ食べる、そして冷やして菌が増えるのを防ぐということだそうです。
家庭でもカレーとか煮物を作ったらできるだけ早く食べ、保存する時には冷蔵、あるいは冷凍保存にして菌が増えるのを防ぐということがポイントになります。
※今日10日は東京都心や横浜などの都市部でも雪の降雪予報が出ています。
午前中から降りはじめ、夜のはじめごろまで雪の降る所があるかもしれません。
交通への影響に注意・警戒し、車での外出には特に注意してください。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。