先日、調べ物をしていた時に、発酵玉葱のことが目に止まり、ついつい読んでしまいました。
自分は現在、黒ニンニクを作り毎日家族で一粒ずつ食べているのですが、発酵玉葱にも下記のような効能があることを知り、両親や家内こ健康のために作ってみることにしました。
我が家の黒ニンニク!
黒ニンニク🧄の作り方が頭の中にあるので、時間がかかるのかと思いきや、あまりにも簡単なのでビックリしました。
玉葱の効能
・抗酸化作用
・抗炎症作用
・動脈硬化を予防する効果
・脳血管疾患の予防
・血圧を下げる効果
・強い血管弛緩作用
また、玉ねぎには切り方によって血液サラサラ効果が高まる成分も含まれています。
こちらにも血小板が集まり過ぎるのを抑えて、血流を改善する効果があるため、先ほどご紹介したケルセチンとWの効果で血流改善効果が期待できるというわけです。
繊維に対して垂直に切るのがポイントで、繊維が壊れ酵素と合体することで血液サラサラ効果が高くなります。
そのため垂直切りの他、みじん切りも効果が高い切り方の1つです。
材料(賞味期限や冷蔵庫の大きさも考えて)
玉ねぎ 400g(1個~2個程度)
最近は玉葱の値段も下がって来ました。
塩 12g
(塩の量は玉ねぎの3%の量です。)
水 カップ1/2(100cc)
ジッパー付きの密閉袋
清潔な保存瓶またはタッパー
※材料は玉葱、塩、水の3種類です。
調理に使用する器具は雑菌の繁殖を防ぐため、煮沸消毒等をした清潔な物を使ってください。
手軽に作れる発酵食品で食欲の秋を楽しみましょう!
作り方
1、玉ねぎをみじん切りにカット。
(繊維に対して垂直に)
2、ジップロックに入れ、塩を加えて手でよく全体になじむようにもみこみます。
3、水を注ぎ入れ、全体に行き渡らせます。
平らにならし、空気を抜いてしっかりと口を閉じ。
4、直射日光の当たらない涼しい場所で発酵させます。
発酵中は玉葱の匂いが強いので、匂いの気になる人はタッパーに入れ、匂いを防いだ方が良いかもしれません。
発酵途中の画像です。
最初は透明だった液体の色が、白く濁ってきたのがわかります。
発酵している証拠です。
完成は春から夏なら1~3日間、寒い季節の場合は6日間程度が目安となります。
あくまでも目安ですので、味見をしてください。
汁が白くなってきたら一度味を確認して、辛みが抜けて酸味が出ていたら完成です。
(味見をする時のスプーンは清潔な物を使う)
煮沸消毒した保存瓶に入れて冷蔵庫へ。
今回は玉葱をみじん切りにして作りましたが、玉葱をスライスしても作ることもできます。
※ヨーグルトメーカーでも作れます。
(自分向きですね。)
保存期間の目安
冷蔵庫で2週間程度保存可能です。
利用法
肉料理や野菜料理、魚料理、冷ややっこ等のソースとして。
揚げ物にかけてもさっぱりと。
ハンバーグなどの刻み玉ねぎを使う料理にそのまま使います。
カレーに入れても良いです。
塩気と玉ねぎの甘みがついているのでドレッシングの代わりに。
そうめんやしゃぶしゃぶなどのつけだれに入れて使うこともできます。
お刺身にかけて簡単カルパッチョ風に。
オリーブオイルやバルサミコ酢をかけても◎
洋風のトーストに。
炒め物に使うと加熱されるので、うまみがアップします。
ベーコンと一緒に煮てオニオンスープ。
主食の脇役や調味料の一つとして、利用価値の高い発酵玉葱。
興味のある方は、是非試してみてください。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。