ハイビスカス冬越し

ハイビスカスは、南国のトロピカルなイメージを代表する植物です。熱帯花木の中でも人気の高いハイビスカスは夏の花と思われがちですが、実は春から秋までの長い期間に花が楽しめます。今回は、冬越しや挿し木の手順を紹介していきます。

冬越しの方法

ハイビスカスは寒さに弱いので、10月末頃までには室内の日あたりの良い窓辺に取り込みましょう。室内に取り込む前に、冬越し前の強剪定をします。真冬、窓辺の寒さが厳しい時は、夜間には窓辺に厚手のカーテンを引くか、ハイビスカスを室内の中央部に移動させてください。暖房が直接あたる場所は避けましょう。
庭植えしていた株の鉢上げ適期も10月です。地上部を1/2~1/4残して切り、株を掘りあげて鉢の大きさに合わせて根を切って鉢に植えつけます。鉢上げしたものを、室内に取り込んで管理します。
関東以西の霜の降りない地域では、ハイビスカスが屋外で冬越しできる場合があります。なるべく耐寒性が強い品種を選び、風があまりあたらない日だまりでの冬越しが望ましいです。支柱を立てて株を囲み、寒冷紗や不織布で全体を包みます。株元はバークチップなどでマルチングしましょう。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。