ホヤの植え替えをしたので、紹介させていただきます。
ハートの形をした葉が可愛い植物、ホヤです。
2011年7月7日から育てている植物です。
オブジェを使って立体的にしています。
植物名 ホヤ
学名 Hoya
英名 wax plant
科名 キョウチクトウ科(ガガイモ科)
属名 サクララン属(ホヤ属)
原産地 熱帯アジア、オーストラリア、太平洋諸島
原産地では樹木の幹や岩に張り付き育つ着生植物です。
つる性のものが多く育てやすいため近年観葉植物として人気があります。
厚めの葉にピンクの桜色の花が咲くホヤ・カルノーサの和名は「サクララン(桜蘭)」と呼ばれています。
ランと名前につきますがランの仲間ではありません。
蝋細工のような星形の可愛らしい花が咲くので英名は「ワックスプラント」とも呼ばれています。
葉の形、花の色など種類も多種多様です。
ハート型の多肉質の葉がかわいらしい「ホヤ・カーリー」やピンクの花が可愛い「ホヤ・カルノーサ」がよく出回っています。
ホヤは真夏の直射日光に弱いため半日陰で管理してください。
【屋外】
春~秋にかけて屋外で管理することができますが、夏の直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうので、30%~50%の遮光をしてください。
遮光率はそれぞれの環境に合わせて調整してください。
気温が高ければ高いほど葉焼けは起きやすくなるので、猛暑日は日陰に移すことをおすすめします。
遮光するときに遮光ネットや寒冷紗を使用すると簡単に遮光することができます。
遮光ネットと寒冷紗はホームセンターや園芸店だけでなく、100均でも購入することが出来ます。
【屋内】
耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。
しかし、日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。
室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。
【置き場所】
耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫です。
ただし、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動してください。
100円ショップ等でも販売していますが、葉だけの物は育つことは、ほぼありません。
成長点が無いからです。
お店で売られているラブラブハートこと『ホヤ・カーリー』は倒れないようにのりで固められた砂などで埋められています。
このままではたとえ芽が伸びたとしても、まともに育つことはできません。
固まった砂を砕くか、水に浸けて溶かして中のハート型の葉を取り出します。
この時、葉の根元がどうなっているかでこの後育つかどうかが大きく分かれます。
もし掘り出したハート型の葉だけの時は、、、 芽が伸びるのはかなり難しいと思います。
掘り上げた葉に葉柄がついていて、枝も付いているようなら、新芽が伸びる可能性はグンと高くなります。
植物は葉の付け根に次の枝を伸ばす芽ができやすいので、その部分があるかどうかはかなり重要になります。
どちらにしろ、のりで固められたままでは生育は望めません。
購入した時と同じくらいの鉢でいいので、挿し木用の土か、観葉植物の土などに植えてあげましょう。
うまく育てば夏には新芽が伸びて、つる状の茎が2m以上に育ちます。
つるが2mを越してくれば、夏に花を楽しむこともできます。
育てるつもりなら、葉が一枚のものではなく、株として育っているものを選んだ方が良いと思います。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。