下の写真のメガネ。
今から25年ほど前に、自分がかけていた物になります。
メーカーはRAY-BAN。
時代の流れとともに、フレームに劣化が出てきました。
特に自分は整髪料のポマードを使うので、テンプルの内側が白くなってしまいました。
こまめに拭いておけば、このようにならなかったのですが、あとの祭りです……
(研磨完了後のメガネ)
そこで今回は金属みがき剤のPIKAL(ピカール)を使って、輝きを取り戻したいと思います。
ピカールです。
自分の車のメッキ部等の磨きに使っています。
台所のシンク等の研磨にも使えます。
ここでピカールの凄さを実験しました。
下の写真は昭和22年発行の50銭硬貨です。
ずいぶん汚れていますね。
綿棒にピカールを少量つけ硬貨を磨きます。
どうでしょうか。
ピカピカになりました。
フレーム磨きに戻ります。
まずは、メガネを部品ごとに分解します。
あとは柔らかい布にピカールをつけて、ひたすら磨くだけです。
今回はテンプルのみを施工するつもりでしたが、フレーム部も磨いてみました。
※メタルフレームを磨く場合には、フレームの塗装が剥げる場合もあるので、自己責任でお願いします。
磨き作業完了です。
新品とまではゆきませんが、フレーム、テンプルともに、光沢とツヤが戻りました。
時間としては、1時間くらいでしょうか。
ちなみにこのピカールは、ホームセンターで¥500-くらいで購入できます。
メガネのフレームのテンプル部はどうしても劣化しやすいです。
メガネ屋さんに持って行けば無料で研磨してくれると思いますが、テンプルの内側は印字が消えてしまうので、研磨はしてくれないと思います。
テンプル内側の印字
テンプルの内側の印字部は耳にかけるところよりも、劣化は少ないと思うので、ピカールでサッと磨くくらいでは、印字も消えないと思います。
但し、施工は自己責任で!
硬貨の磨きはサンポールでもできますが、サンポールは酸性が強いので、メガネフレームの磨きには適さないと思いますね。
これから暑い日が続きます。
エアコンの効いた涼しい部屋で、輝きを取り戻す磨き作業も、なかなかオツな物ですよ!
※メガネを分解、組み立てする時は、レンズを傷つけない、ネジを無くさないように注意してくださいね。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。