新型コロナウイルスの新規感染者数が、全国的に急増しています。
昨日の東京都で4166人、大阪府で1224人、神奈川県全体で1484人、茅ヶ崎市で50人、川崎市で407人、沖縄県で602人、新潟県で78人等、感染者が過去最高になっている所が数多くあります。
また、全国で12,800人が感染したそうです。
デルタ株に置き換わった新型コロナウイルスは、感染力が非常に強く、厚生労働省ウェブサイトの「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」によると、変異株とは新型コロナウイルスの遺伝情報の一部が書き換わったもので、約2週間に1カ所ほど書き換わりが起きていると考えられている。
デルタ株は、数多くある変異株のうち、国立感染症研究所が「懸念される変異株」に分類して警戒を強めている4種類の1つだ。2020年10月にインドで発見された。英国で20年9月に発見された「アルファ株」も4種類に含まれるが、デルタ株の方が感染しやすい可能性があるという。また、ワクチンの効き目を弱くするかどうかでは、アルファ株の場合、ワクチン効果に「影響がある証拠なし」とされているが、デルタ株は「効果を弱める可能性」が指摘されている。
米国疾病予防管理センター(CDC)は7月30日、新型コロナウイルスの変異株であるデルタ株について、ワクチン接種完了者(注)であっても同株に感染した場合に他者に拡散させるリスクを指摘する声明を発表した。
新型コロナウイルスの変異ウイルス、「デルタ株」について、従来のウイルスよりも症状を引き起こす力が強い可能性があるとする動物などでの実験結果を東京大学などのグループが、発表しました。
この研究は東京大学医科学研究所の佐藤佳准教授らのグループが第三者のチェックを受ける前の「査読前論文」としてインターネット上で発表しました。
グループは、「デルタ株」にある複数の遺伝子の変異のうち、「P681R」と呼ばれる変異を持つウイルスを人工的に作製し、培養細胞に感染させて反応を調べました。
新型コロナウイルスに感染すると周囲の細胞が壊れて融合し、塊ができることが分かっていますが、実験の結果、この変異があると従来のウイルスに比べて平均で2.7倍、大きい塊ができたということです。
さらに、この変異があるウイルスに感染したハムスターは、感染から1週間後の体重が従来のウイルスに感染した場合と比べて4.7%から6.9%、余分に減少することも確認したということです。
グループによりますと、ウイルスは一般的に細胞の塊が大きくなるほど症状を引き起こす力が強くなるということで、佐藤准教授は「デルタ株では、この変異がある影響で病原性が高まっている可能性がある。新たな変異株の特性をできる限り早く明らかにしていきたい」と話しています。
世界中で猛威をふるっている新型コロナ。
大都市圏では、救急車で搬送されても受け入れ先の病院が見つからない等の事例もあり、
また、東京都が8月3日、20:00のデータでは、
入院者数 3351人
軽、中等症 3239人
重症 112人
自宅療養 14019人
死亡 2300人
と発表されています。
昨日の発表では、8月初旬でのデルタ株の占める割合は、関東で約90%、関西で約60%との推計が公表されました。
政府に対する不満も沢山あると思いますが、感染して一番馬鹿を見るのは、感染した本人だと思います。
もう一度原点に戻って、しっかりとした感染対策をしていきましょう!
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。