熊出没多発

全国各地でクマによる被害や目撃情報が寄せられています。

北海道では熊に襲われる事件も発生、新潟県内においても熊の目撃情報や、新潟県魚沼市で道路を横切ってきたクマと自動車との接触事故も起きています。

 

ヒグマは国内では北海道のみに生息する日本最大の陸生哺乳類で、北海道の豊かな自然を代表する野生生物です。

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これからの時期、散策や山菜採りなどで山に入る際に熊との遭遇に注意が必要です。

 

新潟県内の広い範囲に生息している熊はツキノワグマになります。

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過去の被害を見てみると、2020年には関川村でクマに襲われた70代女性が死亡するなど県内では毎年、クマによる人身被害が発生しています。

 

4月~5月の冬眠明けは山菜の時期であり、クマも山菜を食べることから、山菜採りの人とクマは同じ餌を採っていて非常に危険なので、注意が必要です。

夢中になって山菜取りをしていて、バッタリ遭遇して襲われることも。

 

2019年、2020年はブナが大凶作で、目撃情報に加え人身被害も急増し、2年連続で20人以上が重軽傷を負いました。

2021年度と2022年度はブナの実りが良く、目撃情報や人身被害は減少……

 

クマは餌の良いときに子どもを産む性質があり、2021年、2022年に関しては、この2年間でクマの頭数が増えている可能性が高いそうです。

 

クマは繁忙性といって、明け方や夕方の薄暗い時間に一番活動が活発になる習性があり、山に入る時は、クマ鈴や音の鳴るラジオを持つなどの対策が必要です。

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もしもクマと出会ってしまった場合は、熊から目を逸らさずにゆっくりと後退することだそうです。

一番悪いのが、走って逃げること。

クマは走るものを追う習性があるので、これは絶対にダメ!

時速40キロくらいで走るので、人間には振り切る事は出来ません。

 

熊と人間の行動する場所が、以前に比べて近づいているので注意が必要ですね。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。