天神講

明後日の2月25日は天神講です。

「天神講」は、学問の神様・菅原道真公の命日である2月25日に道真公をお偲びし、学業成就や合格祈願、子供たちの健やかな成長を願う風習です。

菅原道真公は、福岡県太宰府市にある太宰府天満宮に祀られています。

全国的に有名な天満宮といえば、福岡県の「太宰府天満宮」、京都府の「北野天満宮」、東京都の「湯島天神」でしょうか?

また、日本各地にも天満宮があります。

皆さんの家の近くに天満宮はありますか?

この時期に天満宮への参拝も良いのではないでしょうか。

暖かい地域ならば、もしかして梅の花が咲いているかもしれませんよ!

 

菅原道真公が詠んだ和歌「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)」は有名です。

 

現代語訳:

春風が吹いたら、匂いを(京から太宰府まで)送っておくれ、梅の花よ。

主人(菅原道真)がいないからといって、春を忘れてはならないぞ。

 

背景:

この歌は、菅原道真が無実の罪を着せられて太宰府へ左遷される前に、大事にしていた梅の木を前にして語り掛けるように詠んだ作品だそうです。

 

我が家では、今年も菅原道真公の掛け軸と天神菓子を飾り、子供たちや皆んなの健やかな成長を願いました。

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太宰府天満宮で購入した、菅原道真公の掛け軸です。

 

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天神講の粉菓子。

 

昔は、この頃の天気が暴風雪や大雪になり、仕事にならない事(土建屋)が多く、天神講荒れと言っていたものです。

まもなく3月!

暖かい春が待ち遠しいですね。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。