鶏もも肉冷凍保存

食材のほとんどが値上がりし、家計を逼迫している現在。

スーパー等の安売りの時に大量に購入し、冷凍庫で保存している方も多いのではないでしょうか。

今日は鶏もも肉の冷凍保存方法についてのお話しです。

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鶏もも肉は美味しいだけでなく、牛肉等に比べて値段が安いのも嬉しいところです。

(全国各地で発生した鳥インフルエンザや、ニワトリの餌代の高騰による、鶏卵同様の値上がりが心配です)

 

特売日に100gあたり58円くらいで売られていると、まとめ買いしている方もいるのでは?

しかし、鶏もも肉はいたみが早いので、冷蔵保存では直ぐに食べ切らなければならず、冷凍保存する方も多いと思います。

 

冷凍保存するときに、購入したパックのまま冷凍していませんか?

パックのままの冷凍は、鶏もも肉の美味しさを半減させているかもしれません。

 

お店で売っている鶏もも肉は、トレーに入って、ラップで包まれています。

お店によってはトレーやラップが冷凍に対応していないこともあります。

トレーやラップには、あらかじめ耐冷温度が設定されています。

例えば、ご自身が家庭て使っているラップの裏側を見てみてください。

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このように耐冷温度が書いてあると思います。このように、トレーやラップには冷凍できる温度が決まっており、メーカーによって異なりますが、一般的に家庭用の冷蔵庫の冷凍庫の温度は-18〜-25度ほどになります。

 

トレーやラップのまま冷凍したい時は、店員さんに容器・ラップの耐冷温度を聞くのも良いと思います。

 

トレーのまま鶏もも肉を冷凍保存する時、トレーに溜まったドリップも一緒に冷凍されます。

このドリップは鶏もも肉から出た水分で、臭みの原因です。

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そのまま冷凍、解凍して使用すると、鶏もも肉の美味しさが失われてしまいますので、鶏もも肉を冷凍保存する場合は、ドリップを除いて保存してください。

 

オススメの冷凍保存方法


1.トレーパックから鶏もも肉を取り出します。

鶏もも肉の脂肪やスジが気になる時は、下処理をしてください。

下処理をすることで更に鶏もも肉の臭みを軽減できます。

(面倒な方や、時間がない方は、下処理の工程は省いてもOKです)

 

2.キッチンペーパーで、鶏もも肉のドリップを拭き取ります。

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3)ラップ(冷凍対応)で包みます。

(できるだけ空気を入れないこと)

 

4)食品用保存袋(冷凍対応)に入れて冷凍庫で保存します。

 

解凍方法

 

解凍する際には、いつも通りの冷蔵庫や室温で解凍することもOKです。

しかし、急いで解凍したい場合は、食品用保存袋に入れて水(もしくは流水)で解凍することをおすすめします。

 

この方法はレンジで解凍するより時間はかかりますが、鶏もも肉の温度の変化を抑えてくれます。

 

少しの手間暇をかけて食材をもっと美味しく!

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。