皆さん、やかんの掃除はしていますか?
放置しているとなかなか落としにくくなる、やかんの外側焦げ付き汚れですが、その汚れの原因はじつは油汚れによるもの。
そして、外側だけでなく、内側も水垢などで汚れがこびりついています。
汚れていると気分もよくないですよね。
今日はそんなやかんの掃除についてです。
やかんの種類は3種類!
やかんの種類は大きくわけて3種類あります。
それぞれの特徴や、同じようにお掃除して大丈夫なのか。
安心してお掃除するためにも、たしかめておきましょう。
ステンレス・アルミ・鉄
一般的に販売されているやかんの素材は主に「ステンレス」「アルミ」「鉄」の3種類です。
まずは、それぞれの特徴をあげてみました。
・ステンレスのやかん
ステンレス製のやかんは、なんといっても錆びないのが魅力ですよね!
ひんぱんに買い替えるものではないため、丈夫な素材であることが欠かせません。
毎日つかうやかんだからこそ、さっと洗える点も大切です。
これからやかんを買うなら、一番に検討したい素材だと思います。
・アルミニウムのやかん
ステンレスと同じくらい、お店で見かけることが多いのがアルミニウム製のやかんです。
熱伝導性が良いため、早くお湯が沸くというメリットがあります。
軽く、取り扱いやすい点も、選ばれているポイントだと思います。
アルミ製は価格が手ごろなので、一人暮らしの方にはぴったりです。
・鉄のやかん
鉄製のやかんは取り扱いが難しいものの、上手に使いこなせば、
「お湯と一緒に鉄分を補給できる」
「まろやかなお湯を楽しめる」
といったメリットがあります。
お湯の味にこだわりたいなら、鉄製のやかんです。
この3種類以外にも、ホーロー製、ガラス製、銅製のやかんもあります。価格や機能を比較検討しながら、自分にぴったりのやかんを探しましょう!
どれも同じように掃除していいのか?
ステンレス製、アルミ製、鉄製のやかん。
どの素材のものも、同じように掃除してしまって良いのでしょうか?
答えはNo!
これからご紹介する掃除方法では、材料としてクエン酸、重曹、ボンスターを使うのですが、それぞれ使用してはいけないやかんがあります。
自分のやかんに使えるお掃除アイテムはどれか、確認してください。
・クエン酸
酸性のクエン酸は、鉄製やかんがNG!
錆の原因になるため使ってはいけません。
アルミ製、ステンレス製やかんはOKです。
・重曹
重曹でのお手入れは、アルミ製やかんの大敵です。
重曹に含まれる成分が、アルミニウムを変色させてしまう恐れがあります。
ステンレス製、鉄製やかんはOKです。
・ボンスター
金属繊維でできているボンスター。
そのため、アルミ製のやかんは柔らかい素材なので傷がつきやすいです。
今回の場合は、アルミ製のやかんがNG!
ステンレス製、鉄製のやかんはOKです。
ステンレス製やかんは、どのアイテムにも負けないことがわかりました。
掃除をスムーズに終わらせたい方は、ステンレス製やかんを選ぶのが良いと思います。
やかんの内側汚れはクエン酸で掃除!
やかんの内側の汚れは水垢がほとんどです。
水垢の汚れにはクエン酸が効果的!簡単な掃除方法を紹介していきます。
用意するもの
・クエン酸
・水
・スポンジ
手順
1
やかんに水を入れ、クエン酸を加える
やかん一杯に水を入れ、クエン酸大さじ1ほどを入れます。
2
やかんのクエン酸水を沸騰させる
温めることで汚れが落ちやすくなるので、一回沸騰させます。
3
弱火にして10分ほど煮た後、一晩置く
外側の焦げ付き汚れと同じように、一晩置かせてクエン酸が汚れにしっかり付着するまで待ちます。
4
水を捨てて、スポンジで中を洗う
一晩置いた後、しっかりと洗い流してスポンジで磨きましょう。
どうでしょうか、水垢汚れはキレイに落ちましたか?
掃除を終えた我が家のやかん(ステンレス製)
やかんは毎日使う必需品です。
いつも綺麗にしておいて、気持ち良く使いたいものですね。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。