給油

今日は生活して行く上で、ためになるお話しを。

先日、あるサイトを見ていて、皆さんの頭の中に入れおいてもらいたいと思う事があったので、お話しします。

(そんな事は常識だよと、知っていられたら失礼します)

 

警察庁交通局運転免許課の発表によると、令和3年度の運転免許保有者数は81,895,559人だそうです。

(全ての運転免許証保有者の合計です)

 

現在では、セルフのガソリンスタンドが多くなり、燃料の給油の際には自分で給油する事が、当たり前のようになって来ました。

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クルマの燃料キャップを緩めると、「プシュー」という音がすることがあります。

圧力が抜けるような感覚もありますが、何か異常ではないのでしょうか。

 

結論からいえば、異常ではありません。

ただ、そのプシューの正体は、タンク内の燃料が気化した蒸気ガスなので、取り扱いに注意が必要です。

 キャップを急に開けると、タンク内の圧力が急激に下がり、燃料やガスが吹き出す恐れがあります。総務省消防庁によると、このキャップを開けた際の静電気による火災事例も複数あるようです。

 特に音が発生しやすいのは、燃料が少なくなった場合、また夏場や高速走行後など高温、高圧になる場合です。

 

燃料タンクには給油口とは別に、ガスをタンクの外へ逃がす機構があり、内部の圧力が一定になるよう調整されています。そのガスは車外には放出せず、チャコールキャニスターという部品へ溜めて、エンジンの燃焼に使います。ここで取り込み切れなかったガスが、給油口の燃料キャップを緩めた際、外へ出てくるのです。

 燃料キャップにも、タンク内の圧力を調整するバルブが備えられており、タンク側のバルブが詰まって圧力が高まり爆発するのを防ぐ役割もあります。

 

ある自動車メーカー関係者によると、タンク内の圧力は車種ごとの基準で一定になるよう調整されていて、キャップを緩めた際の音のしやすさも、車種ごとに異なるそうです。

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給油の際には必ず、静電気除去パネルにタッチしてから給油をしてください。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。