現在では家庭に一台はあると思われる電気ポット。
お湯を電気の力で沸かしてくれる電気ポットは、ボタン1つでお湯を注げるので大変便利ですよね。
※ちなみに電気ポットの下にあるトレーは、以前、従兄弟が持って来てくれた物です。
現在では各家庭に一台はあるのではないのでしょうか?
そんな電気ポットですが、長い間使っていると水道水に含まれるカルシウムやマグネシウム、水垢等により、内部がかなり汚れてきます。
今日は百均でも販売しているクエン酸を使って、電気ポットの内部洗浄のやり方です。
水道水はアルカリ性ですので酸性のクエン酸を使うことで洗浄できます。
内部洗浄方法
電気ポットの中に水を適量入れます。
多くのメーカーでは満水のラインが引かれているので、ラインに合わせて水を入れましょう。
水を満水まで入れたら、クエン酸を投入します。
クエン酸は1リットルに対し大さじ1杯を目安に入れてください。
クエン酸を入れたら電気ポットの電源を入れてお湯を沸かし、お湯が沸いたら保温に切り替えて1〜3時間程度放置します。
時間が経過したら、お湯を捨てスポンジで軽く内部を掃除します,
電気ポットのふちに汚れが残っている場合は、歯ブラシを使って優しくこするとキレイに落とす事ができます。
最後に注ぎ口内部をすすぐため、新たにお湯を沸かしてコップ1杯程度のお湯を注ぎます。
注ぎ口をすすいだ後は、ポットの中に残ったお湯を捨てれば電気ポットの掃除完了です。
(忙しい時は夜、就寝前に洗浄して、翌朝、少し早く起きてお湯を沸かせば簡単にできると思います。)
節電
そして次は電気料金が高騰しているので、電気ポットの節電方法です。
まずは、電気ポットを使うときの電気代を計算します。
ここでは日本電機工業会自主基準による測定にしたがい、室温23度、湯沸かしは1日に2回、再沸騰は1日1回、保温90度の設定で、1日に23時間使用したときの電気ポットの電気代を計算してみましょう。(1kWhあたりの電気料金単価を27円/kWhとして計算)
容量2.2リットル~3.0リットルの一般的な電気ポット(※1)では、1日あたりの消費電力量は約0.62~0.72kWhです。
これを電気代に換算したとき、1日、1カ月、1年あたりの電気代を見てみましょう。
0.62kWh〜0.72kWh×27円/kWh=17.74〜19.44円(1日あたりの電気代)
17.74〜19.44円×30日=532.2〜583.2円(1カ月あたりの電気代)
532.2〜583.2円×12カ月=6,386〜6,998.4円(1年あたりの電気代)
まとめると以下のようになります。
電気代
1日あたり 17.74〜19.44円
1カ月あたり 532.2〜583.2円
1年あたり 6,386〜6,998.4円
(使用している電気ポットにより、差はあると思います)
また、保温状態で長時間使用した場合と、一度プラグを抜いて保温せず再沸騰させた場合では、再沸騰させた方が消費電力は低く抑えらるそうです。
資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2015」(※によると、容量2.2リットルの電気ポットに満タンのお湯を入れ沸騰させて1.2リットル使用した後、保温させておいた場合とプラグを抜いて保温せずに再沸騰させた場合では、電気代は再沸騰させた方が年間で約2,900円節約できるとされています。
長時間お湯を使わないのであれば、一度プラグを抜いておけば電気代が余計にかかる心配もなくなりますね。
また、沸かしたお湯を約50℃ぐらいまで冷まして、白湯として利用すれば、胃腸等の内臓を温めることができ、飲んだ直後から全身の血の巡りがよくなります。
飲む際は一気に飲むのではなく、少しずつ飲みましょう。
体の中からじんわりと温まる感覚を実感できます。
・朝、起きた直後
就寝時は多くの水分を失っています。朝食前の胃に何も入っていない状態でコップ1杯飲むことで、腸内を浄化させて身体をキレイにしていきましょう。腸が刺激されるので便通も良くなります。
・食事中
昼食、夕食時にそれぞれ1杯飲むことで、内臓が温められ、内臓が活発に働くようになり、食事での栄養吸収効果を高めてくれます。
・就寝前
内臓が温まり、体温が上がるので新陳代謝が促進されます。
また、体に負担の少ない温かい飲み物を飲むことでリラックスして、眠りにつきやすくなります。
職場や外出先でいつでも飲めるように、保温性のある水筒に入れて持ち歩けばとても便利だと思います。
喉が渇く前に飲んで常に喉を潤すことは、気道粘膜の防御機能低下を防ぎ、インフルエンザもかかりにくくなります。
しかし、飲みすぎは内臓に負担をかけてしまいます。
飲み物で摂取するべき水分量は1~1.5ℓです。
一気に飲み過ぎると水中毒になってしまうので身体に入れる量と出ていく量のバランスを意識した飲み方を心がけてください。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日になりますように。