トックリラン

今日のお題はトックリランです。

我が家では、3鉢のトックリランを育てています。

先ずはトックリランの基礎講座から。

トックリランはメキシコ原産のキジカクシ科(リュウゼツラン科)のトックリラン属(ノリナ属)に分類される常緑の高木ですが、日本では観葉植物として鉢植えで栽培できるサイズで販売されていることがほとんどです。

ポニーテールの名前の方が知られているかもしれません。

 

和名:トックリラン
その他の名前:ノリナ、ポニーテール
科名:キジカクシ科(クサスギカズラ科)
属名:トックリラン属(ノリナ属)

 

ユニークな草姿が魅力の観葉植物で、株の基部が肥大してとっくり(徳利)状になっているのが特徴です。

とっくり状の部分には、乾燥に耐えるために水をためています。
これまで、一般に流通している種類はトックリラン(Nolina recurvata)でしたが、近年はノリナ・グアテマレンシス(N.guatemalensis)が多く見られ、トックリラン自体は少なくなっています。

ノリナ・グアテマレンシスは形態がトックリランに似ていますが、葉が長く伸びます。

このほか、ノリナ属には葉が短いノリナ・ストリクタ(N.stricta)、葉が長く垂れ下がるノリナ・ロンギフォリア(N.longifolia)などがあります。

耐陰性はありますが、本来は直射日光に当たって育つ植物なので、一年を通じてできるだけ日光によく当てて育てます。

 

それでは家のトックリランの紹介します。

 

①1番の大株になります。

とっくり部の直径は12cmくらいです。

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②この株は10cm。

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③1番小さな株で8cm。

この株は一つの株から4つの葉が伸びています。

一株から二つくらいの葉が伸びている物は結構ありますが、4つの葉はあまり無いと思います。

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以前は幹高が1.5mくらいの物もあったのですが、残念ながら枯れてしまいました。

トックリランの成長はかなり遅いので、枯らさないように大きく育てて行きたいと思っています。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。