自家製メンマ

以前、下処理をして真空保存しておいた竹の子。

もちろん孟宗竹です。

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前日、ご近所さんから竹の子を頂いたので、古い物から使ってしまおうと思い、メンマを作ってみました。

竹の子ご飯は毎週のように作っているので。

 

スーパーに買い物に行くと、シナチクとメンマの2つの名前で販売していますが、実はシナチクとメンマは同じ食べ物だそうです。

歴史的な背景から、はじめはシナチクと呼ばれていたのが、後にメンマと呼ばれるようになりました。

 

シナチクの原料は麻竹で、たけのことは品種が違うものとなります。

たけのこは皆さんも知っていると思いますが、麻竹はそれほど知られていないでしょう。

原産国を見てみると、麻竹は中国や台湾などで栽培されていますが、たけのこは国内で収穫できる品種となっています。収穫時期は、麻竹が7月から10月頃に収穫されるのに対して、日本のたけのこは3月から5月頃に収穫します。

また、真竹は6月頃の収穫になります。

自分の住んでいる近隣では、真竹はあまり見かけませんが、群馬に行くと真竹の竹林が沢山あります。

孟宗竹よりも柔らかく、煮物等を作るにはもってこいの食材になります。

ちなみに群馬に住む自分の親戚は、孟宗竹はほとんど食べないようです。

 

また、シナチクは塩漬けにして発酵させますが、たけのこは生や水煮で食べます。

 

では、早速作り方を!

 

材料

たけのこ(水煮) 400g
 醤油 大さじ4
砂糖 大さじ2
塩 少々
鶏がらスープの素 小さじ2
酢 小さじ2
ゴマ油 小さじ4
水 200ml

 

作り方

①たけのこを短冊切り又は薄切りにします。

②圧力鍋の内釜に全ての材料を入れて本体にセットし、加圧20分かけます。

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③圧力弁が下がったら出来上がりです。 

この時、味見をしてメンマが固いようでしたら、更に加圧してください。

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どうしても、柔らかくならない時は、作ったメンマを冷凍してください。

(根元の固い所等も効果があります)

冷凍する事により、竹の子の繊維が壊れ、柔らかくなります。

冷蔵庫で保存する場合の賞味期限は一週間。

大量に作った時は小分けにしてラップで包み、ジップロック等に密封して冷凍保存すると、約一か月の保存ができます。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。