今日、2022.3.19 国道17号線の新潟県と群馬県の県境にある三国トンネルが新しく開通します。
群馬・新潟県境を現在クルマで行き来できる道路は、関越道と国道17号線の2本だけです。
関越道は、長さ10km近い関越トンネルで県境の山を一気に通り抜けますが、トンネルの長さが5kmを超えているため、タンクローリーなどの危険物積載車両は通行できない事になっています。
そのため国道17号線は、危険物積載車両が通れる唯一の県境越えルートとして使われており、また、関越道が事故などで通行止めになった際も、重要な迂回路として機能しています。
現在、国道17号線の県境(三国峠)付近は長さ1218mの三国トンネルで通過することができますが、1959年に開通したこのトンネルは老朽化が進んでおり、度重なる補修工事によって覆工が増してトンネルの断面が小さくなっているという問題がありました。
トンネルは2車線ですが、国土交通省関東地方整備局によると大型車がすれ違う際はトンネルの内壁を擦るなどの事態が生じているといいます。
新三国トンネルは、このような問題を抜本的に解消するために、工事が進められて来ました。
関越道がある現在では、若い人の中には国道17号線を運転したことの無い人の方が多いかもしれませんね。
自分はもともと高速道路の運転が嫌いなので、関東圏に行く時には、よほどの事が無い限り国道17号線を運転しています。
春の新緑や秋の紅葉、また、秋になると猿の群れに遭遇する事も多々ありますよ。
今までの三国トンネルは長さはありませんでしたが、細くて暗いトンネルでした。
新しくなったことで運転もしやすくなると思います。
興味のある方は、是非運転してみてください。
たまには、ゆっくりと運転するのも良いものですよ!
最後に私事ですが、昨日、自分の両親の3回目のコロナワクチン接種を済ませて来ました。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。