コロナウイルス感染予防に!
「免疫力」を上げるために必要な5大栄養素及び食材のお話。
今、日本各地では毎日のように、コロナ感染者数が過去最多を更新!、というマスコミの報道が増えています。
重篤化しにくいと言われているオミクロン株の新型コロナウイルスではありまが、感染した時の事を考えると、多くの人達に迷惑をかけてしまうのも事実です。
今日のお話は、自分や家族、大切な人達をコロナから守るための、免疫力のある食材についてです。
免疫系にとって重要な「5大栄養素」
5大栄養素とは、ビタミンA、C、D、Eと亜鉛です。それから、骨が弱くなると感染症にかかりやすくなるため、特にエストロゲンの分泌が低下するマチュア世代の女性は、カルシウムやマグネシウムもリストに入れてください。
栄養が摂れているかどうかは、1週間、1カ月単位で食べたものをチェックしましょう!
長期的な研究でわかったことは、人は違うものを食べているようでも1週間、1カ月単位で見てみると、同じ食材や料理をパターン化して食べていることが多いということです。
例えばベジタリアンで動物性の食材をあまり摂取していない人は、亜鉛不足の可能性があります。
どうしても摂れない栄養素は、サプリメントを上手に利用するのもひとつの手段です。
次に5大栄養素で、それぞれを豊富に含む食材を紹介します。
【ビタミンA】卵、チーズ、緑黄色野菜
ビタミンAの代謝物質、レチノイン酸が皮膚や気管支、消化器官などを覆っている粘膜の表面に含まれ、最初の予防線になるため「アンチ感染症ビタミン」とも呼ばれています。
免疫細胞が作られることへの貢献もあります。
ビタミンAを多く含む食材は、卵、チーズ、ブロッコリー、緑黄色野菜、オレンジ色のフルーツ、さつまいも等があります。
【ビタミンC】オレンジ、グレープフルーツ
ビタミンCは、最も免疫力を高めるビタミン。
体に異物が侵入したときに放出される悪性の化学物質を、溶かして消滅させる働きがあります。
ビタミンCを多く含む食材は、オレンジ、グレープフルーツ、イチゴ、トマト、赤いパプリカ、ブロッコリー等です。
【ビタミンD】脂肪の多い魚等
骨の維持に欠かせない栄養素として知られるビタミンD。
免疫細胞のほとんどにビタミンDの受容体があり、ビタミンDによって免疫反応が管理、拡張されています。
ビタミンDを多く含む食材は、脂肪の多い魚、卵の黄身、タラの肝油等があります。
【ビタミンE】ナッツ類
抗酸化物質としてポピュラーなビタミンE。
活性酸素により細胞が破壊されるのを防ぐほか、免疫細胞の機能を活性化させる働きもあります。
ビタミンEを多く含む食材は、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーナッツ、アプリコット等です。
【亜鉛】牡蠣、牛肉、豚肉
亜鉛は、免疫細胞が順調に成長するのに欠かせない栄養素。
細胞の酸化防止にも活躍します。
亜鉛を多く含む食材は、牡蠣やカニなどの甲殻類、牛肉、豚肉、ターキー等です
現在は多くの人がスマホを持っている時代です。
パソコンが無くてもスマホがあれば、様々な事を検索できます。
コロナウイルスの感染拡大により、自宅で巣ごもりする事が多くなるかもしれません。
そんな時は、免疫力を高める料理等を調べて挑戦してみる事も、スキルアップに繋がると思います。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。