野球漫画の「ドカベン」「野球狂の詩」「あぶさん」などで知られる漫画家・水島新司さんが亡くなっていた事がわかりました。
1月10日、肺炎のため東京都内の病院で逝去されました。
82歳でした。
水島新司(みずしま・しんじ)
1939年(昭14)4月10日、新潟県生まれ。
58年にデビュー作を投稿した後、「男どアホウ甲子園」「野球狂の詩」「ドカベン」「あぶさん」など、野球漫画の第一人者でした。
ドカベンの山田太郎が通った明訓高校の名前は、新潟市にある新潟明訓高校から名付けたようです。
また、新潟市を代表する商店街の一つ、古町地区のアーケード街に平成14年に7人の銅像が設置されたました。
このうちドカベンの登場人物は、うなりを上げるような曲線を描き、しなるバットを振る山田太郎のほか、チームメートの岩鬼正美と里中智、殿馬一人。
さらに「あぶさん」の景浦安武、「野球狂の詩」の岩田鉄五郎と水原勇気の雄姿も再現されています。
趣味は野球、将棋。
北信越BCリーグのアドバイザーも経験。
マスターズリーグの福岡ドンタクズにも入団し、登録名「あぶさん」で背番号90。
血液型B。
水島さんは、20年12月に執筆活動の引退を発表していました。
野球漫画というジャンルを確立し、「あぶさん」では現役の選手を登場させ、ストーリーにリアルさを持たせました。
元阪神タイガースの投手で野球評論家の江本孟紀氏も「アマであんなに野球に詳しい人はおらん」と賞賛していたそうです。
ご冥福をお祈りします。
話しは変わりますが。
阪神・淡路大震災から、昨日1月17日で27年が過ぎました。
震災では建物の倒壊や火災などが相次ぎ、その後の「災害関連死」も含めて、6434人が亡くなっています。
昨日は地震が起きた午前5時46分、神戸市や淡路島など大きな被害を受けた地域で、遺族らが黙とうし、犠牲者を悼んだようです。
震災を経験していない世代が増える中、昨日は、当時の記憶や教訓を伝える1日となったことでしょう。
これから一年で一番寒い時期を迎えます。
身体を労わり生活して行きましょう!
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。