斑入りゴムの木

f:id:norihjro:20210906180052j:image

フィカスティネケ

この斑入りゴムの木も自宅で育てている観葉植物の一つです。

 

ゴムの木はクワ科フィカス属に分類されるインド~東南アジアが原産の植物です。

ゴムの木はインドが原産地なので、インドゴムの木という名前で流通したりします。

こちらの方が馴染みがあるという方も多いのではないでしょうか。
ゴムの木は現地や温暖な地域で地植えにすると30m以上にまで生長する植物です。

日本での鉢植え栽培ではまずそこまで大きくなることはないので、安心してください。
ゴムの木は園芸品種が多数あり、斑入りのゴムの木は日光が良く当たる場所に置いておくと赤く色づき非常に綺麗です。通常のゴムの木も斑入りのゴムの木も強健で初心者の方にピッタリな観葉植物となっています。

 

葉っぱの色素が、一部分だけ薄くなっているゴムの木を見かけたことはありませんか?

斑入り(ふいり)と呼ばれるこの現象は、植物の突然変異で偶発的に発生するもの。

そのため希少性が高く、個性ある見た目も相成って「斑入りのゴムの木が欲しい」という愛好家も多いほどです。

f:id:norihjro:20210906182923j:image

ゴムの木は、温暖な熱帯地域を原産地とする観葉植物の1種です。

みずみずしい楕円形の葉っぱと個性ある樹形が特徴で、自宅や店舗に飾るインテリア性の高い植物として人気を集めています。

また、『永遠の幸せ』という花言葉がつけられています。

 

斑入りのゴムの木とは?


種類も豊富で愛好家も多いゴムの木ですが、とくに人気が高いのが斑入り(ふいり)のゴムの木です。

斑入りとは、葉っぱの表面の一部分だけ色素が薄くなり、斑(まだら)状に変色する現象のことを言います。これは植物の突然変異によるもので、個体ごとに斑の模様や色合いも異なり、個性ある魅力を発揮してくれます。

 

斑入りが発生する理由

では、どうして斑入りが発生するのでしょうか?

実は斑入りの植物が発生する詳細な理由は、専門家の研究でも明らかになっていません。

色素が薄くなっている部分を詳しく調べると、葉っぱの緑色を作るための細胞「葉緑体」が失われていることが分かりました。

そこで、さらに詳しく遺伝子の検査をしたところ、斑入りの葉っぱの遺伝子には、通常の葉っぱとは異なる部分が発見されました。

こうした研究から『遺伝子の違いがある→葉緑体が存在しない→白っぽい斑になる』という流れは分かっているものの、根本的に「なぜ遺伝子に違いがあるのか?」といった全容の解明には至っていません。

しかし、このことがむしろ希少性を高め人気を集める理由にもなっています。

個体1つ1つで違った見た目に成長するため、ゴムの木を選ぶときは、自分好みの斑入りの個体を探してみるのも楽しみ方の1つではないでしょうか。

f:id:norihjro:20210906183010j:image

 

ゴムの木は水が大好きな植物です。

水やりを忘れると、葉が落ちてしまう等の症状が出るので、鉢の表面が乾いたらたっぷりとあげます。

冬場は控えめです。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。