今日紹介する植物は、市場にはあまり出回っていない、サンセベリアの仲間です。
オークション等で稀に出品されている品種です。
スプーンのような葉をした、サンセベリアです。
■植物名:サンセベリア・コンシンネ・スプーンリーフ
■科名:リュウゼツラン科
■属名:サンセベリア属
■原産地:アフリカ
スプーンリーフは軟葉種なので、サンスベリアの中では耐乾性が低く、長期の水遣り放置には注意が必要です。
基本的に水遣りは土が乾いてから、鉢底から水が流れ出る程度に与えます。
根張りは早いので、鉢底から根が出てきたら次シーズンには植え替えが必要です。
光量が弱いと徒長しがちになりますが、葉が長く大きければ問題はなく、ヒョロヒョロになるなら光量対策が必要です。
施肥は多肥を好みますが、成長も早いので調整します。
風の淀みは枯死を招くので、人肌に感じられる程度の空気の流れのある環境を作ります。
冬季は霜に当たらないようになるべく平均15℃以上を保つと枯死を避けられるでしょう。
用土としては水捌けの良いものが最適ですが、基本的には根腐れしなければどんな土でも育ちます。
株が小さいので支持体がそんなになくても自立します。 株を大きくしたければ、間引きはせず、株が大きくなるのを抑止したいなら子株は間引きします。
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。