鱈の煮付け

久しぶりに鱈の煮付けを作りました。

以前購入して冷凍保存しておいた物を使いました。

冷凍保存で注意しなければいけない事は、冷凍焼けをおこす事ですが、冷凍する前によく洗い水分を取ってから、ラップとジップロックを使用し、二重にして保存する事で冷凍焼けはほほ避ける事が出来ると思います。

この時、空気はなるべく抜いて下さい。

冷凍焼けをおこした魚を焼き魚に使う場合は、焼く前に酒をスプレーしてやる事により、冷凍焼けの臭みを消す事が出来ます。

 

冷凍焼した肉類の解凍方法
冷凍焼けした肉の重さに対して同量の水と3%の塩をポリ袋に入れ、塩水をつくる(肉100gの場合、水100ml、塩3g)。
塩水の中に冷凍焼けした肉を入れる。
ポリ袋の口を縛り、2~3日冷蔵庫に入れておく。

 

魚の場合

魚介の場合、冷凍焼けした食材の状態を回復させるのは難しいため、冷凍焼けを防ぐ方法で保存することが大切です。

その上で、冷凍魚はできるだけドリップ(食材の旨味成分)を出さずに解凍すると美味しさを保つことができます。

一般的な冷凍魚であれば流水解凍(ボウルなどに水を張り、保存袋に入れたまま食材を浸し、上から水を流しながら解凍する方法)、エビであれば氷水解凍(ボウルなどに氷水を張り、保存袋に入れたまま食材を沈めて解凍する方法)をするのがよいと思います。

 

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自分は魚を食べれないので、味見をするのはもっぱら家の奥さんです。

冷凍保存などせずに、新鮮なうちに食べるのが一番なのですが。

余談ですが、冷凍する事によりスルメイカや魚介類等に寄生している、アニキサスを死滅する事ができます。


アニサキス自体に毒素はないので、死んでしまえば食べても問題ありません。

アニサキスは-20℃で24時間以上冷凍すると死滅します。
家庭用冷蔵庫は-18℃の場合が多いので、48時間以上冷凍して下さい。

自分がイカの塩辛を作る時は、生イカの場合は塩辛にしてから冷凍庫で48時間冷凍しています。

スーパーに行くと、船上で急速冷凍した物も販売しているので、そちらの方が便利かもしれません。

 

加熱する場合、アニサキスは60℃では1分、70℃以上で瞬時に殺すことが出来ます。
アニサキスが混入している可能性が高い場合は、過熱する事をオススメします。

 

今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。