この前、新しい年を迎えたと思ったら、早いもので一月も今日でおしまい。
光陰矢の如し!
今日のお題は大根です。
今年、自分の地域のスーパーでは、野菜が安いような気がしますが、皆さんのところではどうですか?
丸ごと1本で売られていることも多い大根です。
1回で使い切るにはなかなか難しい大根。
なるべく長く美味しく味わいたいものですよね。
冬野菜の代表格の大根は、おでん、煮物、漬け物、大根おろし等、日々の料理を助けてくれる食材です。
スーパー等で、大根が安くなっているとついつい買ってしまい、気づいたら水分が抜けてスカスカになってしまったことはありませんか?
見た目や食感は変化しますが、まだまだ食べられます。
先ずは大根の保存方法から。
大根の保存の基本は、立てて保存するということです。
大根は土中で縦に成長する野菜なので、横に寝かせてしまうと縦に起き上がろうとエネルギーを使い、その際に水分や糖分を浪費して早くしおれてしまうそうです。
そして大根は、葉の部分を切り落としてから保存して下さい。
そのままにしておくと、葉が大根の栄養分を吸収してしまい、しなびてしまう原因になります。
葉の部分もおいしく食べられるので、捨てずに活用しましょう!
大根本来の主な収穫時期は、春・秋~冬の期間になります。
そのため大根を保存する時は、0~5℃位が最適な温度とされています。
その点で考えると、冷蔵庫の野菜室または冷蔵室が大根を保存するにはベストな環境といえます。
①大根はあまり常温保存には向いていませんが、気温の下がる冬期間であれば冷暗所での保存は可能になります。
水分が蒸発しないよう、湿らせた新聞紙で大根を包み、立てて保存して下さい。
常温保存は冬の間で2週間ほどです。
②まずは大根を首(葉元)、中間、先端部分の3つに切り分けます。
首部分
甘味が強い首部分は、サラダや漬物に最適です。
中間部分
やわらかく、甘味と辛みのバランスがとれた中間部分は幅広い料理に使えます。
先端部分
辛みが強い先端部分は、大根おろしがおすすめ。
大根を切り分けたら、それぞれの部分を新聞紙やキッチンペーパーで包みましょう。
こうすることで、大根の水分が蒸発するのを防ぎます。
ラップでくるんでもOK。
新聞紙などで包んだ大根は、保存袋またはポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室または冷蔵室で保存しましょう。
保存期間の目安は、約2週間です。
③大根は冷凍保存もOKです。
冷凍すると大根の繊維が壊れるため、下ゆでをしなくても味が染みやすくなるというメリットも。
カットしておけば、時短料理の手助けにもなりますが、約1カ月を目安に使い切ってください。
我が家では大根を水煮した物を冷凍保存し、おでんや煮物に使っています。
水煮の際に柔らかくしすぎない事が大事です。
④土付きの大根は、洗わずにそのまま保存します。
土が大根を温度や湿度の変化から守ってくれます。
湿らせた新聞紙でくるんだら、土で周囲が汚れないように袋に入れて保存してください。
スカスカになってしまった大根ですが、1番のおすすめは大根おろし。
大根は肉などのたんぱく質の消化を助けてくれる成分も含まれているので、一緒に食べることで負担になりにくく、さっぱりと食べれます。
また砂糖・しょうゆと一緒に好きな野菜と煮込んで、みぞれ煮にしたり、ポン酢と合わせて食べても良いと思います。
大寒を過ぎ、寒さはこれからが本番です。
インフルエンザも各地で感染が広まっています。
免疫力のある食べ物を食べて、風邪などひかないように注意して生活をして行きましょう!
今日の一日が、皆さんにとりまして、最良の日となりますように。